「宝島社」のファッション雑誌の魅力と戦略! 他社と比べての違いは??

コンビニや本屋さんに行けば、今では必ず置いてある「ファッション系雑誌」ですが、みなさんは買われたことはありますか?

今は若い人たちだけではなく、親世代もファッションに興味を持っている人が多い時代ですよね。

もちろん男性もファッションに興味を持っている人はとても多いですし、メンズ向けのファッション系雑誌も発売されているくらいですから、今ではファッションは男性にも幅広いニーズがあります。

ファッション系雑誌の中でも特に、「女性向けファッション系雑誌」は、昔から今でも人気が衰えることなく多くの女性が購入しています。

2016年下半期のファッション系雑誌の販売部数TOP5に、「宝島社」が入っているのですが、なんとこの5つ中4つもの雑誌が宝島社から出版されているんです。

数多くの女性向けファッション系雑誌がある中で、なぜ宝島社はこのような圧倒的な差をつけることができているのでしょうか?

それには、宝島社独自の「戦略」があったのです。

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宝島社の誕生

宝島社は1971年に地方自治体のコンサルティング会社「ジェー・アイ・シー・シー」として誕生し、1974年に「宝島」という雑誌を創刊し、出版業界に本格的に参戦しました。

1989年には10代の女性向けに「CUTiE」というファッション系雑誌を創刊し、雑誌の中でもファッション誌の世界へと飛び込みました。

そして、1993年に「宝島社」と社名を変更し、現在に至ります。

2016年では下半期の男女ライフデザイン誌の58誌中、先ほども述べましたが、4つがTOP5に入りました。

 

1位 「sweet」(月間平均29万1928部)

20代女性向け

2位 「リンネル」(月間平均23万4255部)

コンセプトは「心地よい暮らしと装い」

3位 「InRed」(月間平均17万8638部)

30代女性向け

5位 「GLOW」(月間平均16万9344部)

40代女性向け

 

これらを見ていただくとお分かりいただけますように、宝島社の雑誌を含め、女性ファッション誌は日本では大変人気の高いものであることがわかります。

圧倒的にファッションを意識している年齢層は、オシャレにとても敏感になる若い20代の女性です。

もしかすると、意識している人は10代の頃から「sweet」でファッションについて勉強しているのかもしれませんね。

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戦略、それは「中身」ではなく「付録」!?

先ほど女性ファッション誌は日本では大変人気であることを実際の数字で説明しました。

ですが、もちろんのこと、宝島社だけが女性ファッション誌を創刊しているわけではありません。

宝島社の人気のワケ、それは「付録」にあったのです。

現在、宝島社の取締役兼編集長である関川誠(せきかわまこと)氏は、1980年頃にカセットテープの紙ラベルが流行していたため、「絶対ヒットするから付録でやろう」という当時の思いつきから始め、これが好評だったといいます。

その後も、「CUTiE」に載ったブランドのロゴシールを付録にしたところ、当時の女子高校生がカバンやノートに貼ったり、映画「スター・ウォーズ」とアパレルブランドの「ア・ベイシング・エイプ」がコラボしたタオルハンカチなども人気を集めました。

 

付録の定着と実績

安価で品質の良い製品を作ることができる海外ルートを開拓したことで、2004年には蓮見清一(はすみせいいち)社長が「付録を全雑誌に毎号付ける」と断言しました。

そして1位の人気だった「sweet」は2009、2010年の合計でなんと100万部を達成するという偉業を達成したのです。

これはファッション系雑誌の中でも群を抜いた数字になります。

 

まとめ

ファッション系雑誌はこれほどまでに人気があるとは、著者も初めて知りましたね。

特に、ファッション系雑誌に関しては、女性が中心となって支えていると言っても過言ではないかもしれません。

もちろん付録だけを目当てに買う人も少なくはないと思いますが、それでもこれだけ支持され続けるのは凄いことですよね。

今後、どのような会社が宝島社を超えていくのか、楽しみですね。



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