セブンーイレブンが保育園を設置!? その狙いと今後への影響は?

大手コンビニエンスストアのセブンーイレブン・ジャパンは、2017年10月2日に保育園を設置することを発表しました。

第1号は東京の大田区に設置されることとなっていますが、その場所というのが、なんとコンビニの上、2階に作られるんです。

コンビニ業界で人手不足が深刻となる中、セブンーイレブンは子育て中の女性などの雇用を増やそうという狙いで保育園の設置を実施します。

対象年齢は0〜2歳で、定員は30人。

従業員の子どもだけではなく、地域の子どもも受け入れています。

コンビニ大手が店舗に保育園を併設することは初めてで、子育て世代が働きやすい環境を整えることで人手不足の解消にも繋げようという狙いがあります。

保育園というと、少し前から保育園や幼稚園に入園ができない「待機児童」が問題になっていますが、その解決にも貢献できるのではないかと注目されています。

この保育施設は広島県でも同時に開園することになっており、セブンーイレブンは「今後全国の店舗に取り組みを広げていきたい」としています。

コンビニとはいえ、大手のセブンーイレブンが取り組みを行っていたら、影響力は期待できますよね。

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保育園と幼稚園の数

セブンーイレブンは保育園を併設することに決定しましたが、日本の保育園と幼稚園はどちらの方が多いかご存知でしょうか?

2016年の時点では、幼稚園の数は約1万1000に対し、保育園の数は倍以上の約2万3000となっています。

これは数年前より少し数は減っています。

その理由としては、以前よりも少子高齢化によって子どもの数が減り、比例して保育士や幼稚園の先生も年々数が減っているため、経営自体を続けることが困難になっているからだと考えられます。

 

保育園が多い理由は?

保育園が多い理由は、10数年前とは違って核家族化の進行と共働き世帯の増加に伴い、父親のみならず、母親もパートやアルバイトで働いている間の子どもの保育需要が増加したからです。

従来の幼稚園では14時から15時頃には終業となってしまうため、それ以降の時間に母親が対応できず、夜まで対応可能な保育園の需要が増加しているのです。

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待機児童の問題について

数年前から主に都心部において、急激な保育園需要の増加により、望む条件下での保育園の定員に空きがなく、待機を止む無くされています。

その結果、「待機児童」になってしまうわけです。

ですが、実はこれは日本全体で起こっている問題ではないんです。

どういうことかというと、「まだ空きがある状態」であったとしても、保護者側の様々な事情(子どもの相性、料金、対応時間帯、職場との距離、駐車場の有無、運用方針の内容)などの理由で、その「空き」を利用できていない場合も多々あるといいます。

全国平均で見た場合、保育施設に余りはかなりあることが確認されており、待機児童の数や割合も地域によってかなり差があるようです。

昨今は行政をはじめとした様々な方面からのサポートや努力によって、少しずつ待機児童問題は解消される方向に向かってはいますが、需要の多い都市部を中心に、保育園不足は未だ続いています。

更に、労働市場の改善に伴って、パートやアルバイトに出る主婦も増え、これが都市部における保育園不足に拍車をかける形となっているのです。

 

まとめ

働き方改革などによって働きやすい社会になっていく可能性がある反面で、子どもへの保育需要が不可欠なため、その対応や待機児童ゼロを日本の政府がどう目指していくかが今後も注目されることでしょう。

今回のセブンーイレブンの保育園設置が、保育需要への対応や待機児童ゼロへの起爆剤になることを期待したいですね。



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