通販サイトが新たな配送メニューに「急ぎません。便」を導入! 今後の影響は?

通販サイトの「ロコンド」が、配送メニューに「急ぎません。便」を新たに追加しました。

これは、翌日着の「お急ぎ便」よりも1〜3日後に届くという幅のある配送メニューになります。

それほど到着の日時が気にならない人は、今後この「急ぎません。便」を多く利用するようになるかもしれませんね。

そもそも、なぜこの時期に新しい配送メニューが出てきたのでしょうか?

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「急ぎません。便」導入の背景

この配送メニュー誕生の背景には、EC(Electric Commerce = 電子商取引)需要の増加で流通量が増えた結果、配送会社への負担が大きくなっている社会的な現状があります。

ECは有名な楽天やAmazonなども利用しており、このECを通じて商品を販売しているわけです。

もちろん全国で楽天やAmazonの名前を知らない人はほとんどいないと思いますが、その方々が各々ネットサイトを通じて商品を購入することで配送会社にも仕事がいくわけですね。

しかし、物が溢れているこのご時世。

ネットの注文が毎日何件も入ると、もちろん配送会社の方も配達が追いつかなかったり、配達を間に合わせようと社員を酷使することで会社自体がブラック企業だと言われたりするようになってしまいました。

そのことがきっかけで、ニュースにもなりましたが、ある配送会社の配達員の方が顧客のもとへ届けるはずの荷物を地面に叩きつけたり、放り投げたり・・・

完全に需要と供給が合っていなかったわけですね。

この配送メニューは、そんな深刻な問題を解決するために生まれたと言っても過言ではありません。

 

「急ぎません。便」の利用はどれくらい?

この「急ぎません。便」は9月14日にスタートしましたが、なんと初日から注文の約20%がこの「急ぎません。便」だったそうです。

「日時指定便」と同額の290円であるにもかかわらず、「日時指定便」とほぼ変わらない割合で選ばれたというから驚きです。

もちろん、中身の物によっては到着が早い方がいい物もありますが、やはりニュースで話題にもなったからか、「急ぎません。便」を選んであげるその心。

日本人の方は本当に優しい方が多いですね。

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「急ぎません。便」導入のきっかけ

きっかけは、背景のところでもお話ししましたが、配送側の負担が大きすぎたというところにあります。

その配送会社の一つであるヤマト運輸は、流通量増加による現場の過酷さを社会や顧客に訴え、運送料の値上げにも踏み切りました。

構造的に負担を軽減するには、根本的な解決が必要となります。

そのために考えられる方法は3つです。

・業務量の平準化

・再配達の抑制

・需要に合わせたキャパシティ(配達員・トラックなど)の拡大

この3つの中で、「急ぎません。便」は1つ目の業務量の平準化にあたります。

日によって流通量がバラバラの中で、「早くなくても構わない」という意思表示があれば、到着の目安に1〜3日と幅もあるので、現場の人も忙しさによって優先順位を決められることが今までと大きな違いだと言います。

仕事をする上で、やはり精神的にストレスを抱えていると仕事にも支障が出てしまいますからね。

 

今までの「最速・最安」が絶対なのか?

もちろん「最速・最安」の2つを兼ね備えていることが良いことであるのは間違いありません。

ですが、あくまでそれを実現するために今動いているのは人間です。

もちろん、人間には限界があります。

今の風潮では、もう過度な負担を他人にさせてまで求めるほどのことでもなくなってきているような気はしますね。

 

まとめ

今回のこの「急ぎません。便」は今までには無かったかなり大胆なアイデアではないでしょうか。

これが浸透していけば、通販サイトや宅配会社のみならず、様々な企業が今以上に「人想い」な企業へと変化し、日本はより良い国へと変わっていくことでしょう。



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