消費税の引き上げはするべき?見送るべき? 今後消費税はどこまで上がるの?

時事通信の9月の世論調査で、2019年に予定されている消費税率10%への引き上げについて、「引き上げを見送るべきだ」という回答が58.1%、一方で「予定通り引き上げるべきだ」という回答が34.3%を上回ったという結果が発表されました。

当初15年10月の予定だった10%への引き上げは、経済情勢を理由に2度に渡って先送りされています。

これは増税による負担増に対する国民の強い抵抗感が示されたからだと言われています。

10%への増税が実施されても、良くなるのは「計算がしやすくなる」ということくらいですかね・・・

でもまず、なぜ消費税は必要なのでしょうか?

そもそも消費税はいつから導入され、値上がりを続けているのかというところから今後消費税がどうなっていくのかを見ていこうと思います。

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消費税の始まり

消費税の始まりは、1979年まで遡(さかのぼ)ります。

その際の総理大臣は大平正芳(おおひらまさよし)氏で、財政を立て直すため、「一般消費税」の導入を閣議決定しました。

しかし、総選挙中に国民の反対する一般消費税の導入を断念し、内閣存続を考えていましたが、実現しませんでした。

その8年後に当時の内閣総理大臣である中曽根康弘(なかそねやすひろ)氏が「売上税」という法案を国会に提出しましたが、これも国民的な反対に遭い、導入は断念されました。

ですが、その翌年の1988年に内閣総理大臣を務めていた竹下登(たけしたのぼる)氏が「消費税法」という法案を成立させました。

この竹下登氏を知っている方は多いのではないでしょうか?

そう、この方はテレビでも有名であの女優の北川景子さんとも結婚したDAIGOさんの祖父にあたる方なのです。

今となっては消費税は当たり前のような存在ですが、当時DAIGOさんが子どもの時は、周りの友達に消費税法成立の件を自分が責められたりしたんだとか・・・

そして、その翌年の1989年の4月に税率を3%として消費税法が施行されました。

 

消費税の誕生から現在まで

消費税が1989年に始まりましたが、次の5%になるまでは8年間ずっと3%のままでした。

消費税率が5%に引き上げられるまでの間2人の元内閣総理大臣が消費税について改革を起こそうとしましたが、これは2つとも上手くいかず廃案となってしまいました。

そして1997年の橋本龍太郎(はしもとりゅうたろう)元内閣総理大臣の際に消費税率が5%になり、この5%が実質17年間続きました。

そしてその17年間の間に、皆さんもまだ記憶に新しい鳩山由紀夫(はとやまゆきお)元内閣総理大臣が総選挙の際、「消費税率は4年間上げない」というマニフェストを掲げ、選挙に勝利しました。

もちろん国民としては消費税が上がったら出費が増えてしまうので、上がらない方がいいですからね。

その後の2012年に当時の内閣総理大臣である野田佳彦(のだよしひこ)氏が消費税率を2014年に8%に、2015年に10%に引き上げる法案を国会に提出し、これが可決されました。

安倍首相が2014年に消費税率を8%に上げましたが、実際その法案を国会に提出していたのは野田佳彦氏だったということは案外知らない人は多いようです・・・

ですが、未だに消費税率10%への引き上げは延期状態になっています。

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消費税の使い道って?

「消費税が上がると嫌だな」と思う方が多いのは間違いないと思います。

しかし、そもそもなぜ消費税は必要で、使い道は何なのでしょうか?

それにこれほどまでに税率を何度も上げている理由は一体何なのでしょうか?

 

税金で成り立っているサービス

・水道

・道路の整備

・学校でかかるお金

・年金

などになります。

もちろん当たり前に感じているものでも、この税金がなかったらこれら全てが成り立たなくなるわけですね。

 

消費税の使い道

消費税を国全体で集め、それが何に使われているのかを改めて再確認しましょう。

 

1. 年金

まず1つは誰しもがご存知な年金です。

現在は65歳以上の方が国からもらえるお金で、若い時に国に支払った金額によって老後にもらえる金額が変わってきます。

この年金では毎年11.9兆円ものお金をお年寄りに支払っています。

もちろん今のお年寄りがいなければ、今の日本は成り立たないわけですので、皆さんもらって当然とも言えますね。

 

2. 医療費

2つ目は医療費です。

怪我や病気で病院に行くと治療費を支払いますが、健康保険に入っている人(病院で保険証を出している人)は、実際の治療費のうちの30%だけしか支払わなくて済んでいます。

一般的に社会人は健康保険に加入し、そこから毎月一定金額を集められるわけですが、それだけでは足りないので、消費税を集めたお金からも支払われているんですね。

 

3. 介護費

3つ目は介護費です。

お年寄りや、若くても重い病気で高いお金を支払って治療を続けないといけない人たちがたくさんいます。

ですがこの金額が高く、自分たちだけでは治療費を払えなかったりするので、税金から一部を負担しているわけです。

 

4. 子育て支援費

最後の4つ目は子育て支援費です。

人口が減ると国の成長が止まるので、子どもを産んで育てやすくしようという狙いを持ったお金です。

保育園が定員いっぱいで入れないことがあるので、保育園を増やしたり、小さな子どもがいる家にお金を支給したりしています。

 

まとめ

消費税について改めて見てみると、自分たちの生活に必要不可欠な部分にちゃんと使われているんですね。

今後の生活が今より豊かになるために、消費税率がまた上がることになればどうでしょう?

なかなか判断が難しいところですよね。

もし、今後消費税率が上がるとしても、いくらまで上がるかも検討もつかないくらいですが・・・

国の将来は、私たち国民一人ひとりがしっかりと考えていかなければいけませんね。



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